Home » 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ » 言葉の迷宮 » P・F・ドラッカー » 『ネクスト・ソサエティ』 P・F・ドラッカー (10) 言葉の迷宮(150)  藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

『ネクスト・ソサエティ』 P・F・ドラッカー (10) 言葉の迷宮(150)  藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ



 

『ネクスト・ソサエティ』(10)

 

 

ドラッカーについては、改めて詳しくご説明する必要
がないくらい有名な人物ですので、概略に止めます。

 


 ビジネス界にもっとも影響力をもつ思想家

 として知られる。

 「分権化」「目標管理」「経営戦略」「顧客第一」

 「知識労働者」「ベンチマーキング」「コア・コン

 ピタンス」などのマネジメント理念を生み出し、

 発展させてきた。

 クレアモント大学院大学教授。

 1909年11月19日生まれ。

 2005年11月11日死没

 

 (「著者紹介」から)

 


 この40年あるいは50年というもの、経済が

 主役だった。これからの20年あるいは30年

 は、社会が主役になる。少子高齢化は、

 そのまま社会的な問題の発生を意味する。

 製造業はこれからも伸びていく。しかし、雇用、

 特に肉体労働者の雇用は大幅に減少する。

 GNPに占める割合も減少する。
        
                     (P.134)

         (028-1-0-000-454)

 
 

 


 どうしても短期的な視点からマネジメント

 したくなるが、かなり危険である。経営者

 が学ぶべきことの一つが短期と長期の

 バランスをはかることである。

 GEのジャック・ウェルチは短期の業績を

 綿密にチェックしていた。ただし彼のいう

 短期とは半年ではなく3年だった。そして

 同時に、人事をはじめ長期的な視点から

 マネジメントしていた。知力戦略と呼んでも

 よいものだ。

 これはGEだからできたことでもあった。

 GEでは、1920年代に近代的な財務戦略

 を確立していた。30年代には人材育成の

 観点からの人事戦略を確立していた。

 ウェルチはGEの伝統に立っていた。毎月

 167の事業に目を通しつつ、7年後を見

 据えた人事を行なっていた。

                     (PP.134-135) 

          (029-1-0-000-455)

 
 

 


 変化を観察することである。しかもあらゆる

 世界を見ていくことである。そして、それら

 の変化が本物の変化か、一時の変化か、

 自分たちにとってチャンスかどうかを考えて

 いくことである。見分け方は簡単である。

 本物の変化とは人が行なうことであり、

 一時の変化は人が言うことである。

 話にばかり出てくるものは一時のものである。 

                      (P.135)

          (030-1-0-000-456)

 
 

 

ここでのキーワードは、観察です。


現象ではなく、その背後に隠れている本質
をよく観察することによって、物事の真の
姿が見えてくるのだ、と私は解釈しました。

 

ドラッカーが指摘した、
「本物の変化とは人が行なうことであり、
一時の変化は人が言うことである」

という言葉は、なかなか深いと思いました。

 

GEの元CEO (最高経営責任者)、ジャック・
ウェルチ氏について書いています。

名経営者の一人と言われています。

偶然ですが、「日経ビジネス」(2014.12.22 号)
の特集は、
「ものづくりの未来を変える GEの破壊力」
というテーマで扱っています。

 

2014年12月24日から3回にわたって、日経
ビジネスの特集記事というテーマでブログを
投稿しますので、ぜひ、ご覧ください。

 

GEがいかにすごい会社であるかを知ること
になるでしょう。トーマス・エジソンが作った
会社であることは、その後の発展を考慮する
と、偶然ではありません。

 

GEも、エジソンにとって「発明」の一つだった
のかもしれません。

それにしましても、ドラッカーは飛び抜けて
優れた「観察者」だな、と実感します。

机の前で思索するのではなく、現場をつぶさに
観察し、そこから導き出された事実に敬意を
払い、背後にある本質を捉える人だった、
と考えています。

数十年というスパンで物事を見通せたのも、
本質をしっかり掴んでいたからでしょう。

 

 

 

きっとお好みのドメインが見つかるはず!
ロリポップレンタルサーバーを利用しています。

 

ムームードメインで独自ドメインを取得しました。

 

Copyright (C), 2013-2015 藤巻隆のアーカイブ All Rights Reserved.

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリー