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『ロウアーミドルの衝撃』(30) 新・大前研一名言集(112)  藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ



 

『ロウアーミドルの衝撃』(30)

 

 

 
「自分のことを中流」と考える日本人が、
かつて多く存在しました。私自身もその一人でした。

しかし、今では上流と下流だけの二極に分化しています。
派遣社員の首切り、正社員の激減、給与、賞与の大幅削減
など従業員には逆風が吹き荒れています。

そうした現状を踏まえて、ロウアーミドル(中流以下)
という概念を示しつつ、生き抜く指針を提示している本が
『ロウアーミドルの衝撃』です。

現実から逃避せず、現実を直視し、少しでも明るい未来像
を描けるようになりたいものです。

 


 新しいものが生まれてきたら、

 古いものは自然淘汰されるなどして改革は

 楽に進む。

 新しいもののもたらすメリットがわかれば、

 人々の抵抗は少なくなるからである。

 もちろんツケは遅れてやってくるから、

 これから先の中国が安泰だというつもりは

 ない。

 しかしほかの社会主義国に比べ資本主義社会・

 市場経済への移行が早く、かつスムーズだった

 のは、古いものを壊すことよりも、

 新しいものを生み出す仕掛けを優先したから

 である。


 

             今日の名言 1 〈337〉

 


 これからの日本を世界のトップレベルに維持

 していくために必要な人材は、

 世界のどこに出しても活躍できる、

 北欧型人材であろう。

 世界のどこに出しても、だれと仕事をしても、

 指導力を発揮し、まただれも思いつかない様な

 発想ができる人である。

 語学はもとより、構想力に優れ、

 各国の文化に造詣が深く、

 そして論理という世界共通の武器を駆使して

 仕事を進めることができる人物(リーダー)

 である。


 

   
             今日の名言 2 〈338)

 


 我々は「王位継承(次期首相の任命)」に

 関して物申さなくてはいけない。

 少なくとも次の首相は、小泉さんのやって

 きた「旧世代の悪習の破壊」ではなく、

 新しいものを生み出すために大胆な第一歩

 を踏み出してもらわなくてはならない。

 いつまでも破壊ばかりしていては何も新しい

 ものは出てこない。

 舌切り雀のたとえで言えば、もう壺の中に

 (おばあさんの留守中に見つからないように

 なめなめしてきた)糊(のり—-国民の蓄

 (たくわ)え—-はほとんど残っていないのだ。


 

      
             今日の名言 3 〈339)

 

日本の場合、「前例がない」という理由で却下
されるケースが多いですね。

とりわけ、官僚の世界ではそれが顕著です。

ですが、民間企業においては「前例がないからやる」
という気概がないと、新市場を切り拓いていくことは
できません。

そもそも、その「前例」ですが、最初から存在して
いたわけではありません。

スタート時には「前例」はなかったのです。
既得権益を守るために、自分たちの都合を第一に
考えて、屁理屈を述べているに過ぎません。

今、『野蛮人のテーブルマナー ビジネスを勝ち抜く
情報戦術』(佐藤優 講談社 2007年12月3日
第1刷発行)を読んでいるのですが、
この本の中に「なるほど」と思った個所がありました。

 


 余人をもって代えがたいって感じをもつと癌細胞が

 生まれる。官僚の場合それが顕著で、余人をもって

 代えがたいと思いたがると。だから癌細胞化するん

 ですよ。

 だいたい大統領制をとる国っていうのは、大統領が

 替わるときに、主要スタッフも全部入れ替えなん

 ですよ。これも官僚組織が癌細胞化するのを防ぐ

 ためです。


 

  (上掲書 PP.76-77)

 

なるほど、日本は与党が民主党から自民党に替わっても、
省庁の主要スタッフは誰も入れ替わりませんね。

日本は大統領制をとっていない国だからです。

だから、官僚は既得権益を手放さず、代々継承され、
天下りもなくならないのでしょう。

 

長い間、読んでいただき、ありがとうございました。

次回からは、『即戦力の磨き方』を取り上げます。
ご期待ください!

 

 

 

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