『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』(20)
この本は一度読みましたが、その時は
読んだつもりで、実際には、読み飛ばしていた
のでしょう。
頭に残っていない個所が非常に多かった、と
ブログのために読み直してみて、感じました。
プレゼンのためだけの本ではなかった
のですね。
心理学、経済学、歴史、数学、認知科学などの
情報が提示され、とても役に立っています。
ブログを書くことによって、知識の整理と再確認
を行っている途中です。
当たり前といえば当たり前のことですが、
プレゼンにしても、文章を書くにしても、
相手(人)に向かって行うという基本を、
いつでも忘れてはいけない、と思いました。
製品やアプリケーションには山のようなメリットと機能が用意されているが、
ジョブズはそのひとつだけに焦点を当てる
ことが多い。映画の予告のようなものだと
思えばいいだろう。さわりだけを見せ、もっと知りたかったら本編を見ろという
わけだ。
(P.255)
(058-1-0-000-181)
人はものごとを目から吸収する人、耳から吸収する人、体から吸収する人の3種類に分けら
れるが、デモを使うと、3種類すべての人と
つながりを持つことができる。
(P.261)
(059-1-0-000-182)
目から吸収する人。40%ほどの人がこのタイプで、ビジュアル性が高いほど情報をよく記憶できる。
このタイプには、スクリーンにたくさんの文字を
詰めこまないことが重要だ。
耳から吸収する人。20%から30%の人がこの
タイプで、個人的な話や生き生きとした実例
を出してキーメッセージをサポートすること。
体から吸収する人。やってみたり動いてみたり、
触ってみたりして学ぶ人だ。このタイプの人は
じっと聞くのが苦手で飽きやすい。対策として
は、体を動かす何かを組み込んで飽きさせない
ようにする。
(P.262)(060-1-0-000-183)
ぜひ、以下の2冊を読んでいただきたいと思います。
ジョブズの生き方、考え方がよく分かります。
Stay hungry. Stay foolish. この有名な言葉は、
2005年のスタンフォード大学の卒業式のスピーチで、
使われました。この言葉が出てくるのは、動画の最後です。
本著のタイトルになっている、「驚異のプレゼン」前編です。
本著のタイトルになっている、「驚異のプレゼン」後編です。
Steve Jobs – Inspirational Speech
“If today were the last day of my life”
Tribute to Steve Jobs Think Different
Secret to Manifest Money & Success In Your Life –
Tyler Perry, Will Smith, Steve Jobs, Donald Trump
What You Can Learn From Steve Jobs
著者、カーマイン・ガロが自ら語っています。
Apple (unreleased) Think Different ad –
Narrated by Steve Jobs (1997)
この動画では、ナレーションはジョブズです。
スティーブ・ジョブズ・ 2009年9月・さよなら・英語&日本語・同時字幕
来日時のスピーチです。

