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アカデミック・スマートとストリート・スマート 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ


 

アカデミック・スマートとストリート・スマート

頭がいい人のタイプには2種類あります。

一つは、幼少期から「お受験」で、付属幼稚園へ
入園し、高校までエスカレーターに乗って進学し、
東大や京大、慶応大の医学部などへ進学する
タイプです。

もう一つは、机にかじりついて勉強するのではなく、
「書を捨てて街に出よう」の精神で、実践を通じて
知恵やノウハウを身につけ、自ら起業して成功し、
その後、コーチングした相手をも成功に導くことが
できるタイプです。

地頭がいい、と言われることもあります。

前者は、官僚や政治家、あるいは学者タイプで、
前例を重視し、後者は起業家、あるいは独立心
旺盛で、前例がないからチャレンジする
プロフェッショナルタイプと言えるかも
しれません。

別な言い方をすれば、前者はアカデミック・スマート
で、後者はストリート・スマートに該当します。

勝間和代さんの著書に、
高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人
(小学館101新書)

があります。

 


 日本人は、「アカデミック・スマート」であること、

 つまり学歴が高いとか、与えられた勉強

 に対してよい成績が取れるということが

 重要だということを、親や先生、いわゆる

 「世間」から徹底的にたたき込まれます。

 東大卒や早慶卒の肩書きを欲しがり、

 高校も、そういった大学への進学率を

 誇ります。

 問題処理能力があり、即座に解を出す能力

 を持っています。

 日本に限ったことではありませんが、

 いわゆるアカデミック・スマートの

 大きな問題点は、難しい問題は避けて、

 易しい問題を解こうとする傾向がある

 ことと、難しい問題は「解いたふりをする」

 ことがあるということです。

 実際、アカデミック・スマートが集まって

 いる、日本の官僚制度を見ると、その

 根深さが分かると思います。

  (上掲書 P.12-3)

 

次に、ストリート・スマートについて。

 


 ストリート・スマートの要素を分解すると、

 大きく分けて下記(原文は「左記」)の3つになるでしょう。

 1 状況理解・判断能力がある

 2 人の気持ちの機微がよく分かる

 3 自立心が旺盛だが、独断的ではない

  (上掲書 P.13)

 

名経営者と言われる人たちで、私が著書や雑誌で
学んだ人たちを見ますと、松下幸之助、本田宗一郎、
盛田昭夫、立石一真、稲盛和夫、永守重信各氏などは、
皆、ストリート・スマートです。

ストリート・スマートには、リスクを負い、失敗を
恐れない不屈の精神があります。しかし、悲壮感を
伴ったものではなく、前向きで楽天さを備えている
ように思います。

Think before you leap.(翔ぶ前に考えよ)と
Leap before you think.(考える前に翔べ)という
言葉があります。

アカデミック・スマートは、今までの人生で失敗した
ことがないため、失敗を恐れる傾向があります。

そのため、できない理由を理路整然とまとめる能力に
長け、「翔ぶ(チャレンジする)」より失敗しない方法
を「考え」ます。

一方、ストリート・スマートはスピード感を重視し、
今までの人生で失敗を何度も経験しているため、
失敗しても何度もチャレンジし、成功するまで諦めません。

時には、周囲の人たちから疎ましく思われるかもしれません。
そうした境遇に負けない資質を、ストリート・スマートには
あります。

同じ成果を上げるなら、余計な手間をかけず、スピード感を
重視します。「こんなに努力しました」ということを見せま
せん。

真のプロフェッショナルなのです。

国や自治体がもはや当てに出来ない時代となり、
これからの時代は、ストリート・スマートを目指して
いかないと、生き残っていけないような気がします。

起業家になる人だけに当てはまることではありません。

始めから答えが用意されていて、その答えを再現する能力
が高い人が優れているのではありません。

現代社会は、問題解決のための解答が用意されていないか、
複数の解答があるケースが多々あります。

そうした場合、アカデミック・スマートには問題解決は
困難でしょう。前例がないからとか、経験したり、
学んだことがないからです。

多くのストリート・スマートが世の中に出てくることを、
強く望みます。

 

 

 

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