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今週のビジネス書 2015.02.16

 

今週のビジネス書 2015.02.16

藤巻隆です。「今週のビジネス書」は、2001年4月16日に立ち上げたサイト「本当に役に立つビジネス書」の一つのコンテンツといいますか、トップページに掲載していたものです。現在では、サイトよりもブログの更新が中心となっていますので、今後はこのブログ「藤巻隆のアーカイブ」の一つのコンテンツとして毎週掲載していきます。

 

 1. 新刊 

トマ・ピケティの新・資本論

トマ・ピケティの新・資本論 トマ・ピケティ


本書は、数年にわたってリベラシオン紙に連載していた時評をまとめたものである。
この小さな本が日本語に翻訳され、日本の読者がいささかなりとも興味と関心を
持っていただけるなら、たいへんうれしい。

ここに収めたテクストは、グローバル金融危機直後からその余波が尾を引く状況の中、
またユーロ圏が深刻な信頼の危機に襲われ、デフレと景気後退に直面する中で、
社会科学の一研究者が公の議論に参画し、政治や経済にまつわる時事問題を読み解こう
とする試みを形にしたものである。

おそらく賢明なる読者は、自国の置かれた状況がヨーロッパといくらか似ていると
気づかれることだろう。日本もまた巨額の公的債務を抱えているし、個人資産が急激に
増えている点でもヨーロッパと共通する。

だから本書は、日本の読者にもなにがしか役に立つと信じる。
本書が日本において有意義な議論を喚起するきっかけになれば、著者としてこれに
まさる喜びはない。
(トマ・ピケティの日本語版への序文)

サルトルが創刊した左派系日刊紙リベラシオンにピケティが2004年から2011年まで
毎月連載して出版した「ヨーロッパは救えるか?」をベースに、2012年以降、
今年6月までの最新コラムを加えて再編集した時論集。

先行販売される『21世紀の資本』が700ページの専門書であるのに対し、
本書は「子どもの値段」「相続税の余地」「経済における男性優位」
「付加価値税を社会保障に充てるのは誤り」「オバマとルーズベルトの比較」
など幅広い問題を取り上げており、ピケティ入門書として格好の内容となっている。
フランス大統領オランドや経済危機にもまとまらないEU首脳などへの舌鋒鋭い批判
が見どころ。その一部を紹介するとーー

●「資本主義は所詮、世襲財産で成り立っている」

●「金融規制緩和の結果、差引金融収支の世界合計はマイナス。
これはあり得ない。タックスヘイブンのせいだ」

●「ゲイツと比較すると、ジョブズの財産は6分の1。ゲイツはウィンドウズの
上がりで食べている不労所得者」

●「ある水準以上になると、投資リターンにより資産は加速的に増大する。
この不平等を食い止めるには、国際的な累進資産税を設けるべきだ」

2013年9月24日のコラム「経済成長はヨーロッパを救えるか?」では、
『21世紀の資本』の主要テーマである、資本収益率(r)>経済成長率(g)を取り上げ、
「この不等式から、過去に蓄積された富が次第に桁外れの規模に達し、
自動的に集中していくことが読み取れる。

(中略)

アメリカはもちろん、ヨーロッパでも、さらには日本でも、主に人口要因に
起因する成長率の低下により、所得に比して富の重みがかつてなく高まっている」
と分析している。

 

お金は「歴史」で儲けなさい

お金は「歴史」で儲けなさい 加谷珪一


世界の富裕層を長年研究し、自らも億単位の資産を動かす投資家でもある著者が明かす、
歴史から未来を透視する8つのストーリー!

10回のバブル、4回の戦争、経済統制、ハイパーインフレ、世界恐慌、大災害…
投資は20世紀に学べ!

[目次]

第1章 100年単位で株価はこう動く

第2章 インフレ時代を前に知っておくべきこと

第3章 戦争と株価の不都合な真実

第4章 バブルは利用するもの

第5章 イノベーションで儲ける鉄則

第6章 金と石油、そして通貨をめぐる攻防

第7章 長期投資は安全に儲かるのか

第8章 未来を見据えた投資戦略

 

 

 2. 好評の既刊 

餃子の王将社長射殺事件

餃子の王将社長射殺事件 一橋 文哉


2013年12月19日早朝、王将フードサービスの社長・大東隆行氏が本社前で
何者かに射殺された。1年経っても捕まらない真犯人とその黒幕を、
関係者への極秘取材から明らかにする!

創業家一族、暴力団、中国マフィア…その裏にあったものとは?
事件から一年、犯行理由も犯人も依然不明―超難解事件の真相に迫る
渾身ノンフィクション!

 

交通情報の女たち

交通情報の女たち 室井 昌也


ラジオの定番!「交通情報」の裏側に迫る

「日本道路交通情報センターの〇〇さーん」
「はい、お伝えします。中央環状線では……」
日々、耳にする「あのお姉さん」はどんな人?
12人のインタビュー&ONAIRの現場に密着取材。

Route1 交通情報の女職人たち

Route2 あの声の主に迫る

Route3 県警担当の女、座談会

Route4 交通情報の女の声をつなぐ、生ワイドのスタジオに潜入!

Route5 交通情報のルーツを知る男

Route6 かつての交通情報の女

Route7 交通情報の未来とは

Route8 日本道路交通情報センターとは何か?

ラジオで交通情報を伝える女性は、「日本道路交通情報センター」
という公益財団法人の職員が務めている。

彼女たちはどのようにして、交通情報を電波に乗せているのか。
12人のインタビュー&ONAIRの現場に密着取材。
(TRC MARC)

 

 

 3. 管理人の注目本 

講談社+α新書
男性漂流―男たちは何におびえているか

男性漂流 男たちは何におびえているか (講談社+α新書) 奥田 祥子


哀しくも愛しい男性ミドルエイジクライシスの真実。

結婚できない男、仮面イクメン、介護シングル男子、男だって更年期、
リストラ・非正規のバカヤロー…黙して語らず、孤独に葛藤する男性たちに
10年密着、その「ホンネ」と「実態」に迫る!!

目次

第1章 結婚がこわい(婚活圧力と生涯未婚ラベリング;2004年の「白雪姫求め男」 ほか)

第2章 育児がこわい(「イクメン」登場;パパサークルの現場 ほか)

第3章 介護がこわい(「ケアメン」―男性介護の時代;悠々自適な「中年パラサイト」 ほか)

第4章 老いがこわい(男性もアンチエイジングの時代;自信が湧く男性更年期治療 ほか)

第5章 仕事がこわい(会社が守ってくれる時代の終焉;考課する中間管理職の悩み ほか)

 

昆虫はすごい

昆虫はすごい (光文社新書) 丸山 宗利


私たち人間がやっている行動や、築いてきた社会・文明によって生じた物事は、
ほとんど昆虫が先にやっている。

狩猟採集、農業、牧畜、建築、そして戦争から奴隷制、共生まで、
彼らはあらゆることを先取りしてきた。

特に面白いのは繁殖行動。相手と出会うため、あの手この手を使い、
贈り物、同性愛、貞操帯、子殺し、クローン増殖と何でもアリだ。

どうしても下に見がちな私たちの思考を覆す、小さな生物のあっぱれな
生き方を気鋭の研究者が大公開!

目次

第1章 どうしてこんなに多様なのか(昆虫の多様性;昆虫ってなに? ほか)

第2章 たくみな暮らし(収穫する;狩る ほか)

第3章 社会生活(社会生活を営む昆虫;狩猟採集のくらし ほか)

第4章 ヒトとの関わり(ヒトの作り出した昆虫;昆虫による感染症 ほか)

 

 

 

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