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今週の言葉(7) 交渉は文書より言葉の「艶」 教養なくして相互理解なし 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ


 

交渉は文書より言葉の「艶」
教養なくして相互理解なし

久保田 隆(くぼた・たかし)氏
[千代田化工建設会長]

 


 1987年から約8年間、インドネシアに駐在しました。

 自分を含め派遣された日本人技術者は40人程度。

 現地パートナー側のエンジニア約300人を育成

 しながら、プラント建設のプロジェクトを進める

 ことが任務でした。

 技術や設計の本質を理解したうえで、明確で単純な

 言葉で表現しなくては、言いたいことが伝わらない。

 意外とこれが難しいんですね。ただ、これができる

 人材は、マネジメントをも担える資質を持つことに

 気づきました。

 日本人の能力は極めて高い。ただ、停滞しているのが

 コミュニケーション能力です。どれだけビッグデータ

 全盛となっても、文書やデータだけでは相手の顔までは

 分かりません。メールのやり取りばかりで、最近は言葉に

 面白さや味わい、つまり「艶(つや)」がなくなっている

 のが気になります。商談においても、冒頭で笑いの1つ

 でも取って、相手に自分という人間を理解してもらう

 必要があります。

 さらに日本人に必要なのが、リベラルアーツ、教養です。

 戦後の歴史教育のせいか、考え方や主張に軸がない。

 自国、そして相手の歴史を知らなければ、パートナーの

 文化や考え方を尊重しようと思ってもできません。

 2012年の夏から始業時間を1時間早め、午後4時半に終業、

 午後8時以降の残業は社長決済を必要とする制度に

 改めました。生産性を高めながら、人間としての教養や

 厚みを持ってほしい。そうして意識を変えていけば、

 まだまだ日本人は世界で戦えます。

                  (2013.9.23号から)

 

「千代田化工建設は、日揮、東洋エンジニアリングと併せて
「エンジニアリング御三家」と呼ばれる」そうです。

バブルが崩壊後、一度経営が傾き、三菱商事と資本提携し、
三菱グループなどの支援を受け、再建を果たしたということです。

技術力のある企業であることは、以下の記事からも
分かると思います。

「クリーンだが、かさばるのが難点とされてきた

水素の使い勝手を画期的に向上させる技術を

千代田化工建設が開発した。

液体化して体積を500分の1に小さくし、

常温・常圧で貯蔵や輸送が可能になる。

水素社会への扉を開くものと国際的にも注目を集める。」

(日経電子版 2013.8.8)

 

 

 

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