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『チャイナ・インパクト』(6) 新・大前研一名言集(33) 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ


 

『チャイナ・インパクト』(6)

 
『チャイナ・インパクト』(初版 2002年3月29日 講談社)は、
中国を正しく理解するための視点を提供してくれる本です。
中国関係では、この本を含めた3部作(『中国シフト』
『中華連邦』)は必読書です。

大前研一さんは歴史を重要視しています。
そして独自の歴史観から事象を捉えることもしています。
ドイツの宰相ビスマルクの言葉と言われている、
「愚者は己の経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
ということを実践しているのが大前さんです。

 


 日本の悲劇は、47都道府県が総務省(旧自治省)を頂点とするばらまき行政で、

 ほとんど平板になってしまったことだ。

 どこへ行っても同じような空港があって、どこへ行っても同じような駅がある。

 地方は皆、新幹線の誘致と空港の拡大に一生懸命取り組んでいる。

 だから、日本には特徴ある地域が生まれない。

              今日の名言 1 〈97〉

 


 国内の産業を悩ませている輸入製品は、すべて中国を利用している日本企業の手で

 送り出されたものなのだ。

 そうでなければ「メイド・イン・チャイナ」の味や品質は、

 日本の消費者の要求を満たせない。

              今日の名言 2 〈98〉

 


 これからの企業の優劣を分けるのは、「誰が中国を一番うまく使ったか」

 というポイントに大きくかかってくる。

 もちろん「誰が」という部分が、欧米企業の場合もある。

 そのときは日本に向けて、中国で製造した製品をぶつけてくる。

              今日の名言 3 〈99〉

 

大前さんは以前、「日本の行政は土建業だ」といった意味のことを
書いたことがあります。

的を射た意見だと思います。

別名「箱物行政」と言われるものです。
器は立派でも、中身がないので、スカスカになっていることを
揶揄しています。

都道府県や市また町の庁舎は、たいそう立派なものが多いですね。
世界的な建築家・丹下健三さんが設計した都庁舎は典型例です。

昨日(2014年2月9日)、TBSテレビの「噂の東京マガジン」で、
埼玉県のある町で、庁舎の建て替え工事を行うことが決まった、
と伝えていました。

この町は、最寄りの駅が町内になく、交通の便が悪く、
若者たちが町を出ていってしまう、ということでした。

当初予定では6億円の建設費で賄えるはずが、その後建設資材の
高騰や不要な設備(吹き抜けや展望階など)を設計に盛り込み、
なんと26億円に達したということでした。
より正確な金額は25億7千万円でした。4倍以上です。
不足額は、借入金と町債、税金で賄うというのです。

ここまでやる明確な理由はありません。

テレビ取材に対し、町長は応じず、担当者が応答していました。
「町民がくつろげる場所にしたい」「展望室は見晴らしがいい」
聞いていて呆れるばかりでした。

すべてが提供者の論理で行われているのです。
町民へのサービスを最優先して考えるのではなく、自分たちの
都合で事を運ぼうとする役人らしい発想です。

 

 

 

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