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今週の言葉(2) アプリケーションが重要 物量競争に意味はない 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ


 

アプリケーションが重要
物量競争に意味はない

古池 進(こいけ・すすむ)氏
[パナソニック元副社長]

 


  パナソニックで長らく半導体事業の責任者を

  務めてきました。

 
  1970年に入社した当時は、白黒テレビが
 
  カラーに移り変わる全盛期。 テレビは花形

  部門でしたが、私は最初からセット(組み立て

  完成品)には興味がなく、半導体を手がける

  子会社の松下電子工業(当時)への配属を希望

  しました。

  必ず半導体の時代が来る、という確信が

  あったのです。松下電子は、松下幸之助創業者

  が、電子部品に参入するためにオランダの

  フィリップスの出資を受け、合弁で設立した

  会社です。

  私は半導体技術者ですが、半導体技術の進化が

  世界を変える、という考え方は間違っていると

  思います。エレクトロニクスの世界は基本的には

  アプリケーション(用途)がマーケットを引っ張っ

  ていかなければなりません。

  よく観察してみると、欧米の半導体大手はアプリ

  ケーションを非常に重視しています。米インテルは

  パソコンというアプリケーションに目をつけ、

  その中核部品となるCPU(中央演算処理装置)を

  握った。

  巨額投資をして大量生産で安く供給し物量で勝つ、

 ということに何も意味はありません。この発想の
 
  転換がないと、日本のエレクトロニクス業界の

  復活はないでしょう。

                   
                  (2013.08.12・19号から) 

パナソニックは2期続けて7000億円を超える巨額の赤字を

出しました。

現在、パナソニックは自動車関連事業や建築関連事業に特化して、

経営の立て直しを図っています。その背景にはエレクトロニクスの

技術が活かされる余地が大いにある、ということなのでしょう。

 

 

 

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